『観音菩薩』を最初に見たのは、確か小学1年か2年生のころであっただろうか。あの観音様、山の頂きに立ってて、倒れないのかな〜って思った記憶が・・・。
豊橋市大岩町にある『岩屋山』家から、車で10分、自転車でも20分ぐらいのところの、低い岩山である岩屋山の東の小山の頂上に、高さおよそ3m弱の、凛とした『聖観音菩薩』通称『岩屋観音』が、その当時のまま、わたしたちを見守ってくれています。
小学校高学年ともなると、自転車周遊半径が拡がり、(爆)ここ『岩屋山』も夏休みともなると、 朝4~5時に起き、クワガタ採りの仕込みに行ってましたね〜。
スズメバチを警戒しながら、黒蜜を、栗の木に塗り、そのまま少年野球の朝練習へ、朝練終わって、ゴハン食べたらすぐに、また戻るみたいな・・・。忙しかったな〜。(爆)
観音様のすぐ下にある、行基様が開基との言い伝えのある、『岩屋寺』。
このすぐ近くには『普門寺』そして、『東観音寺』と、行基様が開基の、縁深い場所が、この東三河沿岸部にはたくさんあります。
以前に『高師山』についても、ブログで書きました。このあたりの丘陵地一帯をさす名称だったのですが、、この行基様とのご縁なのか、その『高師』のルーツなのではというところを発見しました。
先日、大阪の南、堺市へ、ストラクチュラル・インテグレーション(S.I)の施術に行きました。家族丸ごとセッションでしたよ!
その堺が、行基様ゆかりの場所であり、気になってた場所、空き時間に散策。
『家原寺』・・・『えばらじ』。そして、その高台の海の方向を見下ろした時に、なんとなく感じました。
家に帰り、図書館などで調べると、家原寺より、海岸に向かったところに、『高師の浜』という場所がありましたよ。
堺といえば、日本の中世においての一番栄えていた、また国際貿易港を持つ、経済、文化の中心交流地。『高師の浜』は、景勝地としても有名だった場所。
行基様、またはその行基様を支えた技能集団の方々が、堺より、ここ三河、遠江まで来てたんですね。そして、お寺を作り、三河、遠江のインフラを整備し、人々の暮らしを平和に、豊かに、安全にしていったことは、今はあまり語られてはいません。
『行基菩薩』と呼ばれた、行基様。
今も変わらぬ『大慈大悲』を本願に、わたしたちに『聖観音』の姿として、『変化・・・へんげ』されているのだな〜。
ありがたいです!
※『岩屋観音』は、国道1号線を豊橋方面から浜松へ向かう間の、のんほいパーク(動物園、自然博物館)手前の左手に見えますので、お近くに寄られた際は是非!
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