追悼 『英雄が故郷に帰るときのように』
死に対する恐怖を、けして自分の心に入らせないようにして
生きるべし。
それぞれの宗教のことで、誰とも問題を起こすべからず。
おのおのの人間のものの見方を敬い
相手にも自分のものの見方を敬うように求めよ。
生きることを愛し、おのれの人生を十全なものとなして
与えられるすべてを、ことごとく美しいものとなせ。
できうるかぎり長く生き、一族のために奉仕する道を探し求めよ。
偉大な分水嶺を越えてゆくその日のために
高貴なる死の歌を用意しておけ。
人けのないところで、誰かと出会ったり、すれ違うようなことがあれば
それが友達であれ、また見ず知らずの他人であれ、常に一声かけるか
声を出さないまでも,仕草で相手に敬意をあらわすべし。
すべての人に敬意を態度で示せ。だが誰に対しても卑屈な態度を
とるべからず。
朝、目を覚ましておき上がった時には、食べるものと生きることの喜びに
感謝を捧げよ。もし感謝を捧げる理由がおのれのなかにみつけられないとき
には、その過ちはひたすらなんじがうちにあることをわきまえよ。
誰に対しても、なにに対しても、虐待をしたり、迷惑をかけたり
おぼれたり、価値を卑しめたりしてはならない。
そうした行為は、賢者を愚者にし、ヴィジョンからスピリットを奪いさる。
そしていざ、自分に死ぬときがきたら、死ぬことの恐怖に胸を詰まれせ
涙ながらにもう一度、これまでとは違うようにあと少しだけ
生き長らえさせてくださいなどと、祈ったりするようであってはならない。
おまえは自らの死の歌をうたい、英雄が故郷にかえるがごとく、
死地に赴け。
・・・ネイティブアメリカンのショウ二ー国の偉大なチーフだった
テクムシェの言葉。アメリカ陸軍との戦闘で命を失う前年
甥に戦士としての心構えを伝えるために語った遺言である。
(地球のレッスンより、抜粋させていただきました。)
彼は、まさに『Warriors of the Rainbow』虹の戦士。
ヴィジョンを知り、それを全うした生き方だったと思います。
我々、ROCK ‘N’ ROLL CHILDRENはその戦士の教えを
実践、継承して行く使命があるのです。
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