創始者 Ida. P. Rolf 博士 (May19 1896〜March19 1979)

ロルフ博士の最も偉大な功績は,結合組織の中の『筋膜』に注目し、『構造の器官』と考え、1番のポイントを症状の緩和だけでなく、人間の可能性に置いたところです。つまり、ストラクチュラル・インテグレーション(S.I)のいろいろな可能性をすべての人に平等に感じていただけるようにシステム化したことなのです。
ロルフ博士は、コロンビア大学医学部において生化学の博士号を習得。ロックフェラー研究所で、共同研究者のランクまで達した、当時の女性としては偉大な業績を残しました。しかし、自ら研究者の立場ながら、現代医学への限界を感じ、さまざまなボディワークを研究しました。オステオパシー、ホメオパシー、カイロプラクティック、アレキサンダーテクニックから、タントラヨガ、チュアカそして、一般意味論(地図は現地ではない)で有名なコージブスキーの意識状態を探求しました。ストラクチュラル・インテグレーション(S.I)は、それら多くの寄せ集めではなく、ロルフ博士の独自の理論の上に立つ、ロルフ博士の独創的なボディワークとして知られています。

レバークレンズ『Move where it has to belong. 』
あるべきところへ持っていき、その人がその人らしく動きを発動させていく。  Ida.P.Rolf

 

 

伝道者 Emmett Hutchins

エメットロルフ博士が最初に指名した現役のインストラクター。本人曰く、指名された時は、まさか自分がと思ったそうである。(2009年授業余談)すべてにおいて超越した知識、経験だけでない、人間としての美徳と礼儀正しさを併せ持つ唯一無二の存在。Richard校長と共に,ロルフ博士の『Satellite School』の意志を今に伝えています。2009年、2年振りにとなるBasic Traning Classでは年齢を感じさせない情熱的で献身的な教えを余す事無く伝授。『痛いのではない。身体が欲しているのだ。』と、70歳を超えた今でも、そのワークは進化し続けています。ありがとう。エメット。
『You are the life. 』
  人生とは、自分を生きること! Emmett Hutchins