からだの叡智6、今回はグラウンディングです。
以前より、この言葉を色々なところで聞くようになりました。というのか、
わたしが良く使っているだけなのか・・・。(笑)
①わたしが初めてこの言葉を耳にしたのは、大学時代のラグビー部
でのこと。この時は、トライした時に、ボールが地面にきちっと着いて
いることを表した意味でした。(実際あまりトライはしてませんでしたが)
②次に耳にしたのは、ストラクチュラル・インテグレーション
(ロルフィング®)を勉強している時でした。
この時の意味は、『地に足をつける』『大地にきちっと立っている』など。
つまりは、足という土台が、人間が地球上で生活するのに、極めて
重要な役割を担っており、足のバランスが直立、歩行動作において、
そして人間のバランスにとっても重要であると学びました。
③最近、ノウイングスクールでの話。ゲリー・ボーネル先生が、
これからは『グラウンディング』がますます大切になってきますよと。
よっぽど、グラウンディングに縁があるのだな~と。(笑)
②は、ボディ(からだ)構造的バランスから見て、重要!
③は、マインド、スピリット(こころ、魂)的バランスから見て、重要!
そうなんです。『グラウンディング』は、からだとこころのバランスを
とるために、どちらだけではなく、両側面から重要になってきます。
ストラクチュラル・インテグレーション(ロルフィング®)では、
セッション2,4,6,8,10で足をワーク。つまり、グラウンディングは重要な
テーマになってきます。特に2をワーク中に、右足、左足、どちらか先に
ワークした後、実際に歩いて頂きます。そうすると、ワークしたほうの足と、
ワークしていない足との、地面への着き方、感触が全く違うことに、
皆さん驚かれます。
足裏のアーチ、足全体を支えているピラミッド構造を徹底的に
ワーク、バランスしていきます。本当に立っているのが楽になります!
まさに、大地を感じられる、そんな瞬間があります!
足が地についてくると、不思議と今まで考え過ぎだった、頭で考えて動く的な
行動パターンが、直感的、自然とからだが動いて行くパターンに変わって
行きます。
では、ゲリー先生が提唱する『グラウンディング』とは。
自分自身が完璧で、完全で、拡大した存在であることを認め、
常に自分の中心意識(センター)にいること。
これからの時代、色々なことが起きる、時間、空間という概念
が変わって行く、そんな時だからこそ、葛藤を手放し、
自主独立した存在、つまりは、本質的な自分をでいること。
自分の内側に深く耳を傾け、内なる声を聞き、からだとこころ
のバランス、統合をしていくこと。
マインド、スピリット的なグラウンディングです。しかし、この最後の部分、
こころとからだのバランス、統合をしていくことを、ゲリー先生も
言われています。スピリチュアルでいながらも、現実の、からだとも
キチッと直面して行くことの大切さを言われています。
この辺りが、ゲリー先生の信頼のおけるというのか、リアリストなのです!
『グラウンディング』今からでも、遅くはありません。
間違いなく、グラウンディングは、地球に生きている以上、直面すること
です。しかし、今は色々な叡智があり、手にできます。
『問題はなく、解決策があるだけである。』
その解決策に1歩、踏み出せるかどうか。足からですね!
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