いや~。明日は65回目の終戦記念日ですね。毎年甲子園の正午のサイレンは
日本人に生まれたことを強く意識しますね。メラメラ
山下奉文―昭和の悲劇 (文春文庫)/福田 和也

『山下奉文』将軍。別称『マレーの虎』。私も3年前までは,全く知り
ませんでした。3年前、アメリカに留学する前に、英語を勉強する為に、
フィリピンはバギオという、ルソン島北部、夏の期間のみ大統領府が
置かれる街に行き、勉強していました。マニラからバスで7時間。
そこで衝撃的なお話を現地の人から聞くことになりました。昭和20年9/3まで
このバギオ周辺で、アメリカ軍と戦っていた部隊があることを知りました。
え~。終戦記念日は一般的には8/15日、それから先18日間も戦い続けて来た
部隊があったこととは・・・。目
ご年配の方はご存知かもしれませが、マレー作戦で一躍国民的英雄に!
シンガポール攻略の戦績を成し遂げた後、フィリピンの防衛戦を指揮する
ことになる。戦況は悪化。マニラ市街地地域では、住民が被害を被るのを
極力避け、山岳地帯へ退きながら、持久戦を展開。9/3にフィリピンバギオ
で降伏。後に軍事裁判にかけられ、昭和22年刑死。
山下奉文正伝―「マレーの虎」と畏怖された男の生涯 (光人社NF文庫)/安岡 正隆

その軍事裁判も、責任をすべて被された感で、その人柄、行動、は色々な
方に今なお、愛され続けている方なのです!現地の人からも尊敬されてた
みたいです!知らなかった自分が凄く恥ずかしかったです。ガーン
映画評論家、監督の故水野晴郎さんも尊敬していたみたいですね。
prints (プリンツ) 21 2007年冬号 特集・水野晴郎 [雑誌]/著者不明

歴史に埋もれた正史に、きちっと向き合うこと、そして先人の本当の
ところの意志、意識にスポットライトがあたることをお祈り致します。
*明日のアメリカ聖地ツアー記事掲載は、記事を変更。22日より通常アップ
致します。明日はこの山下将軍第二弾をお届けする予定であります。

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