昨日から、引き続き『パイロット・フィッシュ』。
私もあれよこれよで、今年40歳になりました。
30歳になった時と比べると、魂の器がちょっと大きくなったのかな、
と思います。色々ありましたからね~。
パイロットフィッシュ (文芸シリーズ)/大崎 善生

『人間が感性の集合体から記憶の集合体に移り変わっていく時、
それが40歳くらいの時かなと思うんだ。』
20代で読んだ時には、全く印象に残っていなかったこの文章。
でも、記憶の湖にはちゃんと入っていたのですね。
こうして、あらためてタイムリーな年代に湖面に出てきました。
『感性の集合体』から『記憶の集合体』。
一昨日から、ユングの『人間と象徴』も読んでいるのですが、
感性ー自分、自己,感覚の象徴
記憶ー他人、自分以外のすべて、経験値の象徴
とでも言いましょうか。
昨日も書きましたが、生かされていることがわかってくる年代。
それと同時に、まわりを生かすことをしていく使命。
パイロット・フィッシュのように環境をつくっていく使命。
『自己覚知』もできていない私が言うのもおかしいのですが・・・。

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